ミニチュアピンシャーは現在ではミニピンの愛称を持ち、愛好家から大変親しまれている犬種です。その歴史は16世紀にドイツでネズミなどの駆除を目的に、ジャーマン・ピンシャーを小型化したのが始まりだそうで、そこから2~300年に渡って飼育されてきました。ぱっと見た感じはドーベルマンを小さくしたという印象が強いかもしれませんが、実はドーベルマンが作出されるよりはるか昔からミニチュアピンシャーはいました。日本ではその犬種の「スタンダード」(理想的な見た目)のため、生後間もなく断尾することが多いです。昔は断耳もしていましたが、現代の日本では一般的に断耳しているミニチュアピンシャーに出会うことはないでしょう。ヨーロッパでは1987年に断耳が禁止され、1998年には断尾も禁止されました。1895年にはドイツでピンシャー・クラブが発足し、明確な基準が作られました。1905年から1945年までの間に飛躍的に改良がなされ、近年の優雅な風貌はこの時期に確立されたものとされています。しかしアメリカでは1929年に公認されるまでは雑種として扱われていましたためドッグショーではそれまで活躍する機会がありませんでした。

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